代表取締役 佐田聖介

経歴

  • 1962年:高知県四万十市生まれ
  • 1985年:(株)四国銀行入行
  • 2021年:(株)四国銀行退職
  • 2021年:(株)ディープ・エコロジー創業

 

資格

  • 中小企業診断士
  • 遺品整理士
  • 遺品査定士
  • 経営品質協議会認定セルフアセッサー

幼き頃の夢を現実に・・・

 幼少の頃、小瓶に手紙を入れて川に流すと、その小瓶が大河を経て大海に繋がり、数日後に他国に辿り着く。その小瓶を子供達が見つけ、手紙が入った小瓶を訝しげに見ている・・・。
 そんなテレビの1シーンが今でも蘇ってきます。
 幼少の頃から海外に対する憧れがあったのだろうか?
 大学に行くなら貿易を学びたいと、貿易学科を専攻しました。
 大学卒業後は商社で働きたいと考えていたのですが、大学4年生の時に兄が出家することとなり、急遽(株)四国銀行に入行することとなりました。
 四国銀行で36年間勤務しましたが、外為業務には縁が無く、自分の夢であった海外ビジネスに関わることはありませんでした。
 
 そんな中で思うところがあり、銀行を早期退職し、自分の夢の実現を目指したいと起業を考えました。
 本当に自分のしたいことは何か?今までの経験値が活かされ、地域貢献にも繋がるビジネスは何か?
 1年半考えた挙句、高知県の課題である高齢化を前提に「生前整理、遺品整理」をテーマとした「買取店」を経営することにしました。
 但し、我流のビジネスでは成功は難しいと考え、全国展開のFCわかばに加盟しました。
 FCわかばの企業風土は「良い意味での放任主義」であり、オーナーが考えた通り何でもできる組織で、自分の性に合いました。
 ただ、企業も人も個性が大事。FC本部に頼るのでは無く、何か強みを持たないと生き残れないと考え、フィルムカメラの勉強を始めました。
 何故フィルムカメラなのか?と思われるかもしれませんが、実は日本から海外輸出されている中古品の中で、フィルムカメラは圧倒的な量を誇っているのです。
 日本が戦後、外貨を稼ぐために国策として製造した機械式カメラは、現在Made in Japanの代表作として世界中の富豪に大人気で、50年以上前の古いカメラが高額で取り引きされています。
 一方、高知県内の古いカメラはというと、遺品として殆どが処分され、そのカメラを必要としている人達のもとには届いていないのが現状です。
 そこで、海外向けサイト「ebay」を利用して世界の富豪相手にカメラ販売を展開したいと考え、専門のスクールに参加しました。すでに数千件の海外取引を行い、世界中のカメラ愛好家に高知県の遺品カメラを販売しています。
 1日に30個以上のカメラが持ち込まれることもあり、カメラの点検や整備で指が腱鞘炎となるなど辛い時もありますが、自分の夢を実現し、憧れの海外ビジネスを展開できていることに人生の不思議を感じています。
 日本では買い手がいない、古い音響機器やレコード、SEIKOやCITIZEN等の国産時計、高知県名産の珊瑚や真珠等にも光を当て、新たな海外販売ルートを模索しています。
 ディープ・エコロジーの企業理念である「人も物も万物全ての物が活かされる世界の創造」を目指して日々奮闘中です。


 

株式会社ディープ・エコロジー
代表取締役 佐田聖介

私たちのことを少しでも知っていただくため、海外のお客様に商品をお届けする際には、地元高知が誇る清流・仁淀川の美しい景色をちりばめたポストカードを同封しています。

以下のサイトでは代表についての記事が紹介されています

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